観光再始動事業|慶良間諸島アイランドホッピングツアー造成事業

概要
慶良間諸島国立公園を舞台に、自然と文化を楽しむ“サスティナブルツーリズム”としてアイランドホッピングツアーを企画。国内向けで実施した高評価商品をインバウンド向けに再構築し、高付加価値商品として販売(設定価格35万円)。渡嘉敷村・座間味村のローカルガイドと連携し、多言語対応サイトや海外OTAを通じて販売促進を行った。観光消費の底上げと離島誘客の拡大、持続可能な観光の確立を目指す取り組みとして実施。
課題
WEB流入は目標超過したが、価格設定や日程のミスマッチにより予約の発生なし、という結果に。参加の障壁が高かった。
解決策
商品内容と価格のバランスを再検討し、設定日程の柔軟化や体験の分割・再編集などで再販の可能性を再設計。
結果
海外プロモーションにより17,000件超の誘導を獲得したが、参加申込には繋がらず、実績としては0名に留まった。特に、7日間で35万円という価格設定は魅力訴求としては弱く、購入決定に至らなかったと推察。ツアー参加モニターからは「内容自体は魅力的」「SDGsとの親和性も高い」との声もあり、商品としての潜在力は確認済み。今後は1日コースなどの低価格プランの拡充と、多言語での詳細訴求、販売チャネルの再整理によって改善を図る予定。離島誘客の布石としての価値は高く、継続的な販売展開を見込んでいる。